健太の不調再び④ ～回復の兆し…「ちゅ～る」は僕の救世主！？-ねこつえぶろぐ

はじめに・・・注）INABAさんの回し者ではありません(笑)
でも、健太もサクも何度助けてもらったことか…

食欲はまだ戻らないものの、薬を増量、強制給餌はまだ見送りなんとか少しずつは食べている健太と自力でもっと食べられるものはないか捜索中の私。

以前うちの猫たちにあげた時に不人気だったため敬遠していたフードがまだ残っていたので、ふと健太に食べさせてみようと思い立ちあげてみると、勢いよく食べた～～！！

またまたそんな前回からの続き。

そしてひとまず完結編です。
前回の記事はコチラ⇩

健太が勢いよく食べてくれたフード、タイトルに出ちゃってますが、そう、「ちゅ～る」です。

え？でもそれじゃあカロリーも足りないし、おやつだし・・・？？？

いやいや、おやつのちゅ～るではなく、「ちゅ～る総合栄養食」です！

食欲が落ちて、a/d缶も食べなくなってからは健康缶総合栄養食はなんとか食べてくれてましたが、食いつきもいまいち、食べられる量も少ない。

なんだかんだ、ちゅ～るやエナジーちゅ～るが1番食べてくれる。

でもおやつだから原則は1日ちゅ～るは4本、エナジーは2本まで、それ以上あまりたくさんあげるのは心配…

その点「ちゅ～る総合栄養食」は、これだけを食べさせる場合体重1kgあたり1日6本を目安、となっているので、健太の場合約3kgなので18本程度食べさせていい、ということになります。

さすがに18本は無理だけどね (;'∀')

カロリー的には1gあたり0.93kcal なので、高カロリーとは言えませんが、量を食べてくれればその問題は軽減できるし、総合栄養食で猫さんに必要な栄養素は入っているので少しは安心です。

また、普通のちゅ～るよりは少し粘性が高めですが柔らかいペースト状なので、消化しやすい点も安心。というか、消化機能が低下している健太にはここが結構重要でした。

以前うちの子たちにあげても不人気だった記憶があったのでダメもとで鼻先に持っていくと…ぺろぺろっと1本完食！

お気に召さなかったのは、サクとももだけだったっけ？

記憶が定かではないけど…

何はともあれ、こんなにすんなり食べるのを見たのは1週間ぶり…(/_;)ｳﾙｳﾙ

もっと早くあげてみればよかったー、と思いつつ、、

まずは２～３時間おきに1本食べさせ始めると、時々食べて少しお口クチャクチャする時もあったけど、嘔吐することはなくコンスタントに食べてくれました。

まだ多少波はありつつも、徐々に食べる勢いも出てきて1度に2本食べられる時もでてきました。

胃腸の動きを良くする薬の増量の効果もあったと思いますが、食べる量が増えてきたことで元気も少し戻ってきて声が出るように✨

健太は普段からよくおしゃべりするんですが、調子悪くなると全然声が出なくなる。おしゃべりも調子のバロメーターです。

ひたすらちゅ～る総合栄養食を食べること3日たった朝、

早朝、健太に「ニャーニャー！なにかちょうだい！」と言わんばかりに鳴いて起こされる。

朝、声出して呼んでくれたのも久々！(≧▽≦)

だいぶ調子よさそうで食べる意欲がありそうだったので、試しにいつも食べていたドライフード「消化器サポート」を口元へ。

カリカリ！食べた～～～＼(^o^)／

少しだけど、久々に食べたー！

そこからは順調に食欲が回復していきました。

しばらくはちゅ～る総合栄養食メインでドライフードを少し。

徐々にドライフードを増やしていき、ちゅ～る総合栄養食を食べ始めてから約2週間ほどで1日の必要カロリーの3/4位はドライフードで摂れるようになりました。

その後も嘔吐することなく、食欲も安定してきていたので、便秘対策でいつも混ぜていた「消化器サポート可溶性繊維」も追加。

そんな感じでほぼ前の状態に戻ってくれましたが、ドライフードで1日の必要カロリーが摂りきれていないかな、という時にちゅ～る総合栄養食を食べさせて補充。

その後もこの方法をとっています。

ロイヤルカナン消化器サポート＋可溶性繊維

ただ、全ての猫ちゃんが好きなわけではないとはいえ、大半の猫ちゃんが好きなちゅ～る、中毒性があるような食いつきに、なにが入ってるの？と心配な飼い主さんも多いはず。

私もその１人ではあります。

「ちゅ～る総合栄養食まぐろ」の原材料をあらためて確認。

原材料名：まぐろ、鶏脂、まぐろエキス、タンパク加水分解物、糖類（オリゴ糖等）、植物性油脂、増粘安定剤（加工でんぷん、増粘多糖類）、ミネラル類（Ca、Cu、Mn、Zn、I、Fe、Na、P、Cl、K）、ビタミン類（A、E、B1、B2、B6、K、コリン、ビオチン、葉酸）、調味料（アミノ酸）、紅麹色素、タウリン、緑茶エキス

下線のものが私としては特に気になるところ。

タンパク加水分解物は添加物ではなく食品の分類ですが、他の下線部分は添加物です。

添加物、やっぱり気になります。

ちゅ～るには保存料が使われていないのは安心なところ。でも大丈夫なの？と心配なところでもありますが、密封した後に加熱殺菌しているため、未開封であれば長期保存可能なのだそうです。

添加物等についても調べたのですが、ここで話し出すと長くなってしまうので、別の記事にしたいと思います。

添加物が少し多いので沢山の量をずっと、というのは本当にこれしか食べられない場合以外は正直不安がありますが、とても高い嗜好性の総合栄養食であり胃腸への負担は少ないことを考えると、猫さんが食欲のない時の救世主、武器になるかもしれません。

食べられなくて困ったとき、強制給餌はまだ避けたいと時・出来ない時に試してみる選択肢のひとつとしてはアリなのではないかな、と思います。

サクが、大好きだった普通のちゅ～るすらも食べられなくなっちゃった時は悲しかったな…泣

ちゅ～る総合栄養食について色々調べていると、「＠DIME ペットフード通信」でいなばペットフード㈱さんにちゅ～る総合栄養食について直接聞いてみたという記事があり、担当者さんが開発に至った経緯をお話しされていました。⇩

健太もそうだけど、これに救われた猫ちゃんや飼い主さんたくさんいるのだろうなぁ、と思いました (*^_^*)　

「何も食べられなくなった時も、ちゅ～るだけは食べてくれた」
マーケティング部のご担当者さんによると、総合栄養食を開発の理由は、さまざまな理由でちゅ～るしか食べられない時に「食事として与えられるちゅ～るが欲しい」という要望が多かったこと。「商品を購入された方々からは、食欲のない時や病気の時、年をとってなめてしか食事がとれない時などに、ちゅ～るだけは食べてくれたので助かった、というお礼のお言葉をよくいただいています」（マーケティング担当者）。

引用元：＠DIME ペットフード通信 vol.5 フードを残しがちなわが家の猫に、「CIAOちゅ～る」の「総合栄養食」をあげてみた

最近はちゅ～る以外にも、もともとおやつで販売されていたものが総合栄養食になって販売されているものも増えてきましたね。

三ツ星グルメとろリッチやPetio プラクトなど…
※記事最後でまとめています

この辺はまだ試したことはないですが嗜好性高そうで、どうにか食べて欲しいときの武器になりそうです。

今回、健太が体調を崩したきっかけは、急激に暑くなったことが関係していたのではないかと推測しています。

猫さんて、クーラーつけるとその部屋から出て行ってしまったりすること、結構ありますよね？
うちのももやサクもそうでした。冷えた部屋の空気が微妙に流れてくるくらいの別の部屋にいることが多かったです。
人間で丁度いいくらいの冷え具合はお気に召さないよう(^^;)

健太は自分で好きに動くことができないので、部屋はあまり冷やし過ぎないようにしていました。
でも、それがかえって良くなかったよう(>_<)

高齢になり体温調節機能も低下してきているから、それだと暑かったのではないか…
クーラーのついた部屋にいながらにして少し熱中症気味になってしまい、体調を崩したのではないか…
そう推測しています。

それからは部屋の温度はあえて少し低めにして、タオルケットをかけてあげるようにしました。
鼻から入る空気は冷たく、頭もひんやりのぼせないように。
耳や肉球をこまめに触って温度チェック。
今のところそれで調子よさそうなので続けています。

エアコンほぼつけっぱなしなので、電気代が恐ろしい…(;'∀')